「…な、
美奈。」
誰…?私を呼ぶのは。
私、まだ寝ていたいの…。
「美奈、お願い…。目をあけて。
美奈、お願い…。」
私は必死な呼びかけに目をあける。
「誰…?」
私は辺りを見回した。
どこを見ても真っ白…。
私が辺りを見回すとそこには綺麗な女の人がいた。
「あなた、誰ですか…?」
彼女は答える。
「私は美桜…。」
「ここは…どこですか?」
「ここはあなたと私の意志によって作り出された世界。
…あなたのことをずっと見ていました。」
意味が分からない。
わたしとあの人の意志によってできた世界…?
それに、ずっと私を見てたって、どうゆうこと…?