百花繚乱-新選組-




私は最後の一人が部屋を出ていくのを確認すると、再び布団の中に入った。




眠りにつこうと目を閉じたとき、私の頭の中はさっきの出来事でいっぱいいっぱいになっていた。


忘れよう、忘れよう。そう思えば思うほどさっきのことが思い出されてしまってなかなか寝付けない。


沖田総司、あんにゃろぅっ!!





―――――――――――――――


数刻前、私は洗濯を洗っていました。

すると、沖田総司がいきなり後ろから私に抱きついてきて、私の胸を、胸をぉぉぉぉっ!!



(※まぁ、いきさつはともあれ、沖田さんが私の胸を下から持ち上げたわけですよ。
手ではないけどね、でも、腕でも触ったことにはなるでしょ?)




…だから私、びっくりしすぎて叫んじゃったんです。
男の人って、あって間もないのにあんなことするんだって。


そりゃあ永倉さんとか藤堂さんにも抱きつかれたけれど、あんな感じではなかった。胸は触らなかった。


すっごい衝撃的過ぎて、びっくりしちゃって、叫んじゃったの…。






―――――――――――――――



私はさっきの出来事を最初から最後まで思い出す。
だって、何とかなるかも知れないでしょ?
一回最初から最後まで思い出せば何とかなるかなぁって。





でも、無理だった。


結果は変わらず。



私はそのあと一切眠ることができなかった。







だって、他にもなんかモヤモヤしたものが胸の中にあって、それでもってさっきの出来事のこともあったから、眠れなかったんだもん。






モヤモヤ、モヤモヤ…






あぁぁぁあああっ、イライラするっ!!