後ろから温かいものが…
いや、私の胸元の方には腕があるから…
「きゃぁぁぁぁああああっ!!!!」
私はびっくりして叫ぶ。
すると、なんだなんだと皆が集まってくる足音が聞こえてくる。
私はその足音を最後に気を失った。
男の人に初めて抱きつかれた衝撃で…。
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私は目が覚める。
寝っころがったまま周りを見渡すと、心配そうな顔をした近藤さんや山南さん、藤堂さん、原田さん、あとは…
あ、永倉さんもいたんだ…。
私が体を起こそうとすると、藤堂さんが黙って背中を支えてくれた。
それに、体がビクッと反応してしまう。
それに気付いたのか藤堂さんは自分の手を引っ込めた。
「あ…、ごめん、美奈。」
「気にしないで…?
私こそ、ごめん…。」

