「総司、お前また料理の腕を上げたのか? 悪い意味で…。」 聞いたか今の?土方さんの最後の言葉…。 いきなりなんだと思ったけど、ボソッと言った、確実に。 悪い意味でって。 その証拠に沖田さんがちょっと怒っていた。 「…土方さん、あれ、大きな声で朗読してあげましょうか? 豊玉発句集。」 「やめろぉーーーっ!!」 「じゃあ、さっさと食べちゃってください。」 そう言って沖田さんは黒い笑みを見せた。 沖田さんは怖い…。 私はこの人は敵に回すべきではないと心の底から思えた日だった。