なぜかって?
そりゃあ、沖田に勝る甘味好きがいたから、に決まっている。
「美奈、いくらなんでも食べすぎじゃ…。」
「藤堂さん、大丈夫ですよ!!
どうせ和菓子ですし、私、今まで太ったことありませんから!!」
藤堂は、団子や餡蜜を口いっぱいに頬張って言う美奈を見て、噴き出してしまった。
「美奈、そんな状態で言われても、説得力全然ないよ。」
藤堂は目に涙を浮かべながら笑っていた。
「そういえば美奈、さっきどうせ和菓子って言ってたけど、未来にはこれ以外に何か甘味があるのか?」
「あ、はい。簡単に言ってしまえば、西洋から入ってきた甘味です。
あれは、食べすぎると太ります!!何せ、油分を多く含んでいるので…。
それに比べて和菓子は油分が少なくて、とてもおいしい!!」
「ふぅーん。未来にはそんな甘味があるのかぁ…。」
美奈の笑顔を見ていると、頬が緩む。
美奈はいつの間にか甘味を食べ終わっていた。
「藤堂さん、私も聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」
「あぁ、いいぜ?」
「さっき門限がなんたらって言ってましたけど、門限破ったら何かあるんですか?」
「…えっ…?
美奈、規則知らなかったの?」
「規則?何ですか、それ。」

