一位 玖龍美奈
二位 三上柚希
三位 相沢陽菜
「美奈、また一位じゃん!!」
「そういう柚希だって二位じゃん!!」
「えー、一位の人に言われてもなぁ(笑)」
「だって三点しか変わらないよ?たったの一問じゃん。」
「…ったくもう。美奈はポジティブすぎるよ?(笑)」
「そうかなぁ?」
なんて会話を耳にした周りの人は
((この人たち、頭おかしいんじゃ…。))
とある意味怖くなってしまったらしい。
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放課後、美奈は柚希と帰っていた。
美奈が日直だったため、職員室に日誌を届けた帰りだった。
二人で楽しく話していた
はずだった。
それは階段に差し掛かった時に起こる。

