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キンッキンッ
周りで刀がぶつかり合う音が響いている。
そんな中僕は敵と睨み合っていた。
魁先生という異名がある限り、僕は先陣を切って戦に出なければいけない。
そういう決まりはないけれど、僕の使命感が俺をそうさせている。
とりあえず確保した空き部屋に美奈を追いやり、戦に臨む。
土方隊の到着が遅れているせいか、軽い切り傷を負っている者も中にはいて、かなり緊迫している。
僕は先ほどまで睨み合っていた相手を倒し、美奈のことを思い浮かべた。
いまごろ救護活動しながらもきっと皆のことを心配しているんじゃないかとか、隊内で一番心配性なのは土方さんかとか。
そんなことを今この戦中で思い浮かべてクスッと笑う。
そんな時、殺気を感じてその気配がしたほうを振り返った。
「え……。」
振り返った瞬間、自分の額に痛みが走り熱いものが流れてくる。
流れてきたものが目に入り、片目が見えなくなる。
ついには意識がだんだんと朦朧として来てしまった。
僕は急いで敵を倒す。
敵を倒したとき、僕もその場に倒れてしまった。
近くに誰かが駆け寄ってきて、声をかけられる。

