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今日も拷問が行われていた。
昨日より悲痛な叫びが屯所内に響き渡る。
平助君曰く、拷問を行っているのは土方さんで、土方さんの拷問は幹部の人たちとは比べ物にならないぐらいひどいらしい。
なんでも、死んだ方がましなんだとか…。
それでも、きっと今日ははかないんだろうな、と思った私は苦笑いを浮かべる。
ある意味尊敬しますよ、古高さん…。
そして今日も、自分のやるべき仕事に取り掛かって一日を過ごした美奈であった。
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皆が夕餉を食べている頃、私は一人、蔵に来ていた。
闇に包まれている蔵の中に、荒い息だけが聞こえる。
蝋燭の明かりを灯し、蔵の中に入っていった。
血の嫌な臭いが立ち込める蔵の中、吐き気に耐えながら口を開く。
「古高さん。」
そう彼の名を呼ぶ。

