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美奈が広間を出ていった。
「はぁ…。
気ぃ使わせちまったかな…。」
という土方さんの言葉に皆もため息をつく。
「それにしてもあいつ、しぶといよなぁ…。」
新ぱっつぁんの呟きが虚しく宙に響き渡る。
「明日、いよいよはかなさそうだったら俺が拷問するから、もうちょっと頑張っててくれ…。」
そう言う土方さんに皆顔が強張る。
「ん?なんだ?」
そう言う土方さんは皆口々に
「何も…。」
といっていたのだった。
翌日、幹部の皆は蔵から追い出された。
もちろん、僕もだ。
「ねぇ新ぱっつぁん、あいつ、古高は大丈夫かな?」
そう聞く僕に、
「平助、敵の心配はいらねぇよ…。」
と言った。

