「ねぇ、なんでそんなに強いの!?」


可愛い顔をした男の子が私に問う。



「小さいころから護身用に剣道とか習わされていたので…。」



そう答えると、彼は目を輝かせた。


「僕、藤堂平助!!ねぇ、僕とも勝負してよ!!」




「…いいですよ。」



私はその後、藤堂平助や永倉新八、斉藤一に沖田総司の順番で試合をした。


結果は全勝。







それを受けて近藤さんにますます気に入られた美奈は、隊士として入隊することとなった。












これから美奈の壬生浪士組としての暮らしが始まる。