百花繚乱-新選組-




幹部たちは床に伸びている隊士たちを見て、叩き起こし、


「いいか。玖龍には俺たち幹部でさえ何に対しても敵わないんだ。もう怒らせるんじゃねぇぞ?」

としっかり言いつけた。




隊士たちの顔は痣だらけだ。





これで一つ学ぶことができた隊士たちであった。







――――――――――



「はぁぁっ!!



すっきりしたぁ…。」





そう言って大きく息を吸ったのは玖龍美奈。



先ほどの場所に戻って洗い物の続きをしていた。



もう終わりに近く、次は何しようと考えていると、暇なことに気が付いた。




先ほど隊士たちに掃除を任せてきたからだ。



「なにしよう…。」





そんなことを考えている美奈。



「うーん。」


と頭をひねらせる。







「おい、玖龍。お前、今暇か?」



といきなり後ろから声をかけられる。




「おわっ、土方さん!!



いきなり、声かけないでください!!」



「おい、質問に答えろ。」



「見てわかりませんか?



暇ですよ、暇!!」



「あぁ、そうかそうか。



じゃあ、使いを頼めるか?」




「はいっ、よろこんで!」



「じゃあ、ここで半紙と墨買ってきてくれ。」



「わかりましたぁ!!


これ早くかたしちゃいますねぇ♪」




私はルンルン気分で洗い物を片付けた。