百花繚乱-新選組-




「さぁ皆さん。一気にかかってきて結構ですよ?」




笑顔で言う美奈。



「くそっ、なめやがって!!


かかれぇっ!!」




そう言ってかかっていく隊士たち。



勝負は一瞬でついてしまった。





「ふんっ、口ほどにもない。」



そう言って床に伸びている隊士たちを一瞥し、道場を去っていく美奈。


去り際、振り返り幹部たちを見て笑顔で「ありがとうございました。」と言って去っていった。




この時の笑顔はいつもの笑顔に戻っていたという。







後から駆け付けた永倉と藤堂は溜息をつく。




「遅かったかぁ…。」




そう呟く永倉。



二人に斉藤が問いかけた。


「一体玖龍に何があった?」


と。



二人は幹部たちに先ほどあったことを伝える。



事情を聴いた幹部たちは溜息をもらす。




「美奈は怒らせちゃあ、いけませんね…。」



という沖田に皆は静かに頷いた。