目を覚ます。
横には煉さんがいた。
傷だらけだ。
「煉さん、どうしたの…?」
と問いかける。
「美奈、目を覚ましたの?」
そう言って私を見つめる煉さん。
「よかった。」
そう言って頭を撫でる煉さんに疑問を感じながら煉さんが刀を向けている方に目をやる。
そこには、新選組の皆の姿があった。
「な、んで…?」
無意識に頭に浮かんだ言葉を口にする。
「美奈、お前を迎えに来た。」
そう言い放つ土方さん。
耳を疑う。
迎えに、来た…?
その間に私から離れた煉さんに容赦なくかかってくる新選組の皆。
「はやく、戻ってこい。美奈。」
原田さんが言う。
待って。なんで?
なんでここの居場所が?
なんで煉さんが?
「皆、やめてっ!!」
私は気づいたらそう叫んでいた。

