すると土方が口を開く。
「小娘、なぜ名を知っている?
お前は一体何者だ?」
私は土方に睨まれ、小さくなる。
私は素直に話すことにする。
だって、この人たちは皆刀を持っている。
さっきのことが本当だったら、私が逆らえばこの人たちは私を容赦なく切る。
そう思ったがための判断だった。
「信じてもらえるかはわかりませんが…
私は未来から来ました。」
そう言った途端、周りがざわつく。
私は続けた。
「私が来たのは20××年の東京…今の江戸から来ました。
歳は十四。
私が近藤さん等の名前を知っていた理由としては、私がいた時代にあなた方の顔写真が残っていた。かつ、あなた方は私がいた時代でも有名だったから。」
私がこれで全てですと言うと、近藤さんが私を見て
「ここに住みたまえ!!」
と言った。
それを聞いた土方が慌てて近藤さんの説得にかかる。
「近藤さん、ちょっと待て!!こいつはどう見ても女だぞ!?
女を隊に入れる気か?」
「歳、別に私はここに住めといっただけで、隊士になれとは言ってないぞ?この子が女子であることは私も重々承知だ。」
「だが、近藤さん…。」

