百花繚乱-新選組-



「おのれ、幕府の犬が…!!


覚悟しろっ!」



そう言って浅葱色の羽織を着た人たちに切りかかる。



「危ないっ!!」


そう叫んで、目をつぶり、その目をあけたときにはさっきの男の人たちは倒れていた。


私は、危険から解放された安心感からかその場に倒れる。
すると、沖田にそっくりな人が焦ってこちらにかけよってきた。


「大丈夫ですかっ!?」




その言葉を聞いたのを最後に私は気を失った。