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今日は待ちに待った相撲見物!!
平助君と二人で見れる!!
はずだった…。
二人で見る予定だったのだが、「ごめんっ、警護を頼まれて断りきれなかった!!」と言われてしまった。
残念ですっ
ここで、未来にいたころの某お笑い芸人が頭の中に浮かんでくる。
某お笑い芸人は「残念ですっ」と言って変顔をしていた。
そんなことを思い出して歩いていると、誰かに思いっきりぶつかる。
「ぶげっ」となんとも色気のない声を出してしまった。
ぶつかった相手に謝ろうと、相手と距離をとる。
すると、聞きなれた声が聞こえた。
相手を見上げると、そこには永倉さん。
「永倉さんでしたか。
ぶつかってすみません。」
「いや、いいんだ。
それより、美奈、一人か?平助は?」
「あぁ、平助君ですか。
平助君は警護が断りきれなかったと言ってました。」
私はそう言って、どこか遠いどこかを見る。
すると、永倉さんは
「おぉ、そうかそうか。
じゃあ、あっちで俺たちとみねぇか?」
と誘ってくれた。
「俺と左之助のふたりなんだよ。どうだ?」
「いいんですか!?」
「あぁ、いいぜ?」
「見ます、見ますっ!!」
そう言って私は永倉さんの提案に乗り、永倉さんと原田さんの三人で相撲見物をした。

