「おまえなぁ…。

なら、言わなくてもよかったじゃねぇか。」


と土方さん。


「はい。すみません。」


私は謝る。

まぁ、確かに言わなくても良かったけど…。
でもでもっ、私の独り言は独り言じゃない!!らしいのです。

だから、どこかをはけ口にしないと私は耐えられなくなる!!


「はぁぁっ…。」



私の深ーいため息が部屋の中をこだました。





その様子を見て土方さんが

「まぁ、しゃーないな。
(俺のせいでもあるし。)

平助も男だ。我慢できなくなる時もある。
(俺のせいだしな。)」


という。


私はその言葉に落胆し、また大きなため息を部屋中にこだまさせた。






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私たちはその後、時間と共にこの事件は解決し、仲直りをしたのであった。