浅葱色に射す一筋の泪





敵陣に入り、家宅捜索…………。


一「恐らくは……まだいる………」


土方「帰るのを待って迎え撃つ。

抵抗しなければ捕縛………。

バイクを隠せっっっ!!!」

連合がバイクを隠しに行った。 残るは幹部


総司「優輝菜は……大丈夫ですよ」


左之「ったりめーーーだっっっ!!!」


平助「………………。五発食らったぞ」


陸「俺の責任です……」


土方「お前は優愛んとこ戻んなきゃなんねぇんだ!!!」


陸「しかし!!!」


土方「お前が死んだら優愛と陸斗はどうなるっっっ!!!」


陸「……………………………。」


土方「優輝菜は……大丈夫だ………」


幹部「あぁ………大丈夫だ…………」


翔「弾薬があるぞっっっ!!!」


土方「何に使う筈だったんだっっっ!!! クソッッッ!!!」


総司「……………………………。

帰ってきましたよ…………」ニヤッ!


総司と左之はドアの両脇に立ち、銃を構える


バンッ!


全「freeze!!!!!!」


支那人はリボルバーを取り出すが、慌てているから思うように撃てない。


中には落とす者もいた。


今回は全員捕縛………。


土方「バイクで移送は出来ねぇ………」


悠馬と、魁斗が仲間と共に歩いて江戸まで連れて行く事をかってでた。


まぁ……同じ江戸内。


一日で到着予定……。


土方「頼んだぞ」


縛り上げた十数名の紐を悠馬に渡す。




……………………………………




土方「よしっ!武器弾薬、書簡を押収」


一「副長……。恐らく、日本国にもまだ支那人が潜んでいる筈です……」


土方「だろうな……クソッタレがぁ!
まともに生きてる支那人に申し訳ないとは思わんのかっっっ!!!」


全「……………………………………」


土方「押収したら宿に引き上げるぞ!」


平助「優輝菜が心配だ」


土方「防弾チョッキがあるから大丈夫だ」


左之「死ぬことはねぇだろうが……」


土方「心配すんな……。引き上げるぞ!!!」


大丈夫だとは分かっていても、優輝菜の顔を見るまでは安心出来ない……。


土方もだ……。士気を下げない為に部下達に気遣う土方……




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