浅葱色に射す一筋の泪







烝から支那人一派が陣から出たと無線が入り、警視庁はバイクに乗り、支那人が向かった神社へバイクを走らせた


土方「死ぬんじゃねぇぞ!!!」


優輝菜「死ぬ気など毛頭ないわぁっっっ!!!」


お互いフルメットを被ってる。


土方は優輝菜へ頭突きした


土方「生きて優愛と陸斗の下へ帰るぞっっっ!!!」


優輝菜「分かってる!!!愛してるよ。
歳……」


土方「……………………………。
愛してる……優輝菜………」


一瞬、土方は優輝菜を抱き締めた


なんとパワフルなお爺ちゃんとお婆ちゃん………


勇司「うちの親……仲良いな……」


歳輝「良いんじゃないの?幸せそうで………」


勇司「死ぬんじゃねぇぞ?歳輝!!!」


歳輝「兄上もっっっ!!!」


優輝菜の両脇に陸、翔のバイクがいる


その後ろに五十台程のバイクが連なる…


土方「山崎……間も無く到着……」


山崎「何や分からん言葉で喋ってるから支那人やな……。火打石で火を起こそうとしてる」


土方「バイクの音は聞こえてないか?」


山崎「聞こえてへん……」


土方「バイク音が聞こえたら監察は周りを固めろ……。 自ら出なくて良いが、逃がすなよ!!!」


山崎「御意」



……………………………




ババババババババババ

ババババババババババ

ババババババババババ

ババババババババババ



監察は支那人を囲み身を潜める


烝と島田はデジカメで支那人を撮り続ける


現行犯逮捕出来る………


神社に火を放ち、支那人は逃げ出そうとする……


バイク隊が物凄い速さで神社に入って来た


見たこともない光に支那人はビビる……


土方「構えっっっ!!!」


ケツに着いてる者が銃を構える


村田十三年式銃剣………………


日本製の最新式の銃……。後に日清戦争でも使われる銃。


日清戦争で勝利した勝因は村田十三年式銃剣と村田十八年式銃剣とも言われている程の優れものだ。


日露戦争では三十年式歩兵銃が主流となる。


言葉が分からない相手に対して、降伏をどう促せば良い………?


陸「freeze!!!(固まれ!!!)」


英語……分かるのかな………




パーーーーーーーーン!!!




陸「freeze!!!」


静まり返る神社………。バイクのエンジン音と、森の鳥が驚いて羽ばたいて行く音だけが響く……。


陸がゆっくり立ち上がり、バイクから下りた……。


土方も下りて陸の横に着く。


土方「なんと言った……」


陸「固まれ……と……。英語なので通じてるかは分かりません」