浅葱色に射す一筋の泪





優輝菜「……………………………。
愛優。行くよ!疲れても抱っこは聞かないよ?」


愛優「うん!」


優衣「なんでよ……。ゆっくり見れないじゃん!」


優輝菜「愛優だって見たいんでしょ?」


優衣「愛優連れて歩くと疲れる〜〜!」


優輝菜「愛優。優輝菜から離れるなよ?
離れたらデコピンするから!!!」


総司「愛優……。優輝菜のデコピン痛いから父上と遊ぼう?」


愛優「いや………。母上と行きたい…」


総司「泣かないでよ…。分かったから」ナデナデ


優輝菜「愛優。おいで? 優愛!愛優お願いね〜〜〜!」


優愛「狡いっっっ!!!」


優輝菜「じゃあ優愛も歳と遊んでたら?」


土方「優愛!! 来いっっっ!!!」


優愛「ふっ!冗談でしょ?」


土方「……………………………。
誰だ……あの小生意気な娘は………」


優輝菜「歳!三人の面倒お願いね!!」


土方「あぁ……。おら行くぞ〜〜〜!」



……………………………



優輝菜「何処行く?」


優愛「洋服見たい!!!」


優輝菜・優衣「ですよね〜〜〜!!!」


女四人でウィンドウショッピング!!


優衣が……この時代に来てくれて良かった。 やっぱ買い物は楽しい……。


優輝菜「優衣。洋服作ってよ」


優衣「じゃあ生地買ってよ」


優輝菜「交渉成立!!」


優輝菜と優衣は未来から来ただけあって、一応この時代では最先端を行き、着物をリメイクして洋服にした物を、所謂、ママ友が真似をする………。


ママ友は皆、私達より若い……。


幹部のママ友の中では若い方だが、何せ祝言を挙げたのが遅かった二人は年増だ。


優輝菜「特攻服欲しいな………」


優衣「却下。着る機会もない!!
お前、何処ぞの集会に出る気だよ!!」


優輝菜「……………………………。」


優愛「私ワンピース!」


愛優「私もっっっ!!!」


優衣「じゃあ、二人お揃いのワンピ作ってあげる!!!」ニコッ!