半年後


優輝菜「ねぇ…歳。 陸はどう?」


土方「あぁ? 仕事はまぁ……しっかりやってる。 意外と根性はある」


優輝菜「自衛隊に三年いたら鍛えられるわな………」


土方「………日本の軍だろ?」


優輝菜「まぁ………そうだね………」


土方「正直に言やぁ……戻って来た事には感謝してる。日本軍は更に強くなるからな………」


優輝菜「頂きましたーーーー!!!」


土方「うるせーっっっ!!!」


優輝菜「じゃん!!」ニヤッ!


スマホの動画を撮って見せた


土方「まぁ……嘘は言ってねぇ……」


優輝菜「優愛の恋仲としては?」


土方「ダメに決まってんだろ」


優輝菜「お前だって散々遊んでたクセに………」


土方「……………………………。
何の事やら……」


優輝菜「切り取りますよ?」


土方「冗談じゃねぇ………」


優輝菜「………認めない理由は?」


土方「優愛は俺の命だ」


優輝菜「でも、人並みの幸せはあげたいじゃん?」


土方「分かってる……。ちゃんと考えるから!! 今は言うな!」


優輝菜「分かった。もう言わない。
だけど、政略結婚させたら……私はあんたと別れるよ……」


土方「おぃこら……。」


優輝菜「優愛が我慢するような結婚をさせるなら……私はきっとお前を嫌いになる」


土方「……………………………。」


優輝菜「優愛の幸せだけを願ってる」


土方「陸がダメなんじゃねぇんだよ…」


優輝菜「うん!分かった! 歳を信じる! 私達みたいな幸せをね?」


土方「…………………………。あぁ…」


優輝菜「陸にも人並みの幸せをあげたい。 家族を作って欲しい……」


土方「はぁ〜〜〜〜〜〜………」


優輝菜「何でしょう………」


土方「仕事行って来る」


優輝菜「行ってらっしゃーい」


まぁ………何だかんだ言いながら、いつかは認めるだろう。




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