十日間たっぷり遊び、買い物し、家に帰った。
勿論、帰りの飛行機でも土方と総司は煩かった
ーーーーーーーーーーーー
遊びに行く時も、医療の本を持ち歩く四人。 土方と総司は読みにくい現代の本。 両親にくっ付いて質問責め……。
土方「俺は医療には向いてないかもしれません……」
総司「私もです……」
父「……………………………。
軍事の本を読んだらどうだ?」
土方「ありがたい限り………」
父「陸に読んでもらいなさい」
土方・総司「はい」
土方と総司は陸と凜に暇さえあれば学んだ。
遊園地、水族館、動物園、東京巡り………。
二人の墓参りもした。
優輝菜「……………………………。
私も此処に眠ってるのか……」
土方「当たり前だ。勇司や歳輝もな…」
優輝菜「……………………………。
何か……嬉しいね……」
土方「あぁ?」
優輝菜「死んでも一緒にいるんだよね………」
土方「そうだな………」
土方は優輝菜の肩を抱き寄せた
皆で線香を立て、お祈りし、沖田家の墓へ………
総司「入れない………」
優衣「なんで?」
全「さぁ……………」
手前の柵で皆でお祈りした………。
商店街で新選組の羽織を見付け、大はしゃぎの四人………
土方歳三、沖田総司と名前が入った羽織を買った………
土方「嬉しいな………」
総司「はい!」
羽織を着て模造刀を買い、刀を差して歩く二人。
優輝菜「懐かしいね………」
土方「あぁ……」
総司「京の巡察を思い出します」
優衣「羽織に、刀に、ソフトクリーム……。 何かがおかしい…………。」
優輝菜「コーヒー飲みながらもね……」
土方「これ、研いだら使えるか?」
優輝菜「戻ったらやってみれば?」
土方「あぁ………。持ち歩く事は出来ないが……飾りたい」
優輝菜「兼定じゃなくて良いの?」
土方「床の間の刀の横に並べる」
優輝菜「ふぅ〜〜〜ん………」
土方は嬉しそうに話す
優輝菜もそんな土方を見て嬉しくなる。
勇司「俺も欲しいっっっ!!!」
優愛「私もっっっ!!!」
歳輝「俺もっっっ!!!」
父「買って来なさい………」
三人も模造刀を買って貰い、ご満悦。
誠と愛優は総司がプラスチックの刀を買っていた
可愛すぎるだろっっっ!!!
優衣「誠だけは模造刀にして欲しかった」
総司「ふふ。可愛いじゃない……。
誠がいつか大きくなったら…私の刀をあげますよ……」
優衣「その模造刀?」
総司「はい」ニコッ!
優衣「そっか………」ニコッ!
ーーーーーーーーーーーー

