浅葱色に射す一筋の泪





優輝菜「何が言いたいの?」


勇司「俺は父上が決めた女と祝言挙げるの?」


土方「いや………。好いた女と祝言挙げろ」


優輝菜「歳……惚れ直した」


勇司「優愛は?」


土方「嫁には出さん………」


優輝菜「前言撤回」


土方「……………………………。」


勇司「そっか………。俺も陸んとこ行って来る!!!」


歳輝「俺も〜〜〜〜〜〜!!!」


土方「何だ?」


優輝菜「さぁ………」


総司「愛優………?」


総司がだっこしたまま愛優が寝た……


総司「愛優が寝ちゃったんで浜に置いて来ますね?」


誠「僕も行く〜〜〜〜!!!」



……………………………




土方「二人だな………」


優輝菜「ですね………」


二人でイチャイチャ始まった………




……………………………………





優愛「陸は凜ちゃんの恋仲?」


陸・凜「幼馴染」


優愛「そうなんだ」


勇司「陸、遊んで〜〜〜!!!」


陸「よ〜〜〜し!覚悟っっっ!!!」


陸は勇司と歳輝をバンバン投げる


二人はキャッキャキャッキャ言いながら何度も投げられる


夕方までたっぷり遊び、ホテルに戻ってお風呂


その後は皆で夕食………


大人は皆でビールで乾杯!!!


父「………これが………当たり前の幸せなんだな………。
決してお金では買えない物だ………」


土方「……………………………。
申し訳ない………」


総司「……………………………。
父上………」


母「幸せね………」ニコッ!


優輝菜「幸せだね………」


優衣「うん。幸せ………」


父「ずっと一緒にいられたらな………」


全「……………………………。」


優愛「お祖父ちゃん、お婆ちゃん。
私、こっちに残っても良いよ………」


土方・優輝菜「っっっ!!!
何言ってんだっっっ!!!」


優愛「可哀想だよ………」


土方「……………………。しかし……」


優愛「お祖父ちゃんとお婆ちゃんを助けたい」


優輝菜「……………………………。
二人が死んだらどうすんの?」


土方「優輝菜っっっ!!!」


優輝菜「お祖父ちゃんとお婆ちゃんは、順番でいったら優愛より先に死ぬでしょ? その後は…どうするつもりなの?」


優愛「……………………………。」


優輝菜「ありがとう……。優愛。
優しい子に育って良かった………。」


父「優愛……ありがとう」


母「優輝菜……。良い子に育てたわね」