浅葱色に射す一筋の泪





初めての飛行機に明治の方々は大はしゃぎ!!!


土方「落ちないよな………」


優輝菜「うん。大丈夫だと思う」


土方「落ちたらどうなる」


優輝菜「運が良ければ手足は残るかな……」


土方「降りよう!!!」


優輝菜「いや」


土方が暴れ、10分離陸が遅れた。


総司「あ〜〜〜〜〜〜……やだ……。
剣を握って死にたい…………。」


優輝菜「大丈夫だって!!!落ちないから〜〜〜〜〜〜!!!」


沖縄まで土方と総司は叫んでいた



ーーーーーーーーーーーー




総司「……………………………。
此処は日本国ですか?」


父「ははははは。そうだよ………」


土方「……………………………。
美しい………」


優輝菜「照れます………」


土方「お前じゃねぇ………」ジト


優衣「ふっ!不覚にも笑った………」



……………………………




チェックインして各家族ホテルの部屋で少し休んで海へ出た


土方「優輝菜と優愛……母上の様な水着にしたらどうだ……」


優輝菜「何で」ギロ


土方「他の者に見られたく無い」


優輝菜「他の者もみんなこんな水着だから、大丈夫。 誰も子持ちの女は見ない」


土方「いやいやいやいや………」


優輝菜「私はこの水着が良いの!!!
見たく無いなら部屋へ戻ったら良かんべ………」


土方「……………………………。」



優輝菜「江戸時代の夏の様に乳出して水浴びてんじゃ無いんだから………」


土方「出してたのかっっっ!!!」


優輝菜「出してないからっっっ!!!」


優愛「海に入ろう?」ウキウキ


浮き輪を着けた優愛達………が言い合う2人の間に割り込んだ


土方「お前もこれ付けろっっっ!!!」


優輝菜「はいっ!行くよ〜〜〜!!!」


優輝菜は歳輝の手を引き海へ入った


土方「待ちやがれっっっ!!!」


沖に出て優輝菜の足が付かなくなると土方は優輝菜のお腹を持ち上げた


土方「死ぬぞっっっ!!!」


優輝菜「死なねぇよっっっ!!!」


まだ明治では海水浴はしない。だからビビる土方。


優輝菜は土方の首に捕まり、土方の腰に足を絡ませた


土方「ずっと捕まってろ」ニコッ!


三人は浮き輪があるからバシャバシャと楽しんでいる


土方「綺麗だな………」


優輝菜「ありがとう」


土方「海が………………」