浅葱色に射す一筋の泪






私はきっと天才だ………。


すんげぇ〜〜うんまい親子丼が出来た!


主婦歴長いとは言え、この大量のご飯を作るのは大変な事……。


因みに、全然鳥肉足りなくて、もう一度総司と左之、平助、新八、一ちゃんが買いに行った。


夕飯にお酒呑みながら親子丼!!!


久々の宴会。 無礼講だと言った土方。


喧嘩を始めた隊士に拳骨食らわしてたがな………。





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優輝菜「敵に奪われた戦闘機2機のうち、残り1機は爆破出来たと思う?」


土方「どうだろうな……。大分ミサイル打ち込んだが、証拠がねぇ……。」


優輝菜「清の基地もあと2箇所……。
燃料とかどうしてたんだろうね……。

下関条約はどうなってんだろうね……」


土方「さぁな……。俺らは戦うだけだ。

戦闘機も確実に清の奴だと言う証拠もない」


優輝菜「明らかに清だけどな……」


土方「此方も盗まれたと言う失態を闇雲にしたいんだろうな……。」


優輝菜「日本の領土を爆撃されたとしても、清と言う確証が無い限り、清を責められない」


土方「だから必ずぶっ潰さなきゃなんねぇ……」


優輝菜「……………………………。
はぁ〜〜〜〜〜〜………」


今、2人は夕日を見に戦闘機の右翼に座っていた………


優輝菜は土方に寄っ掛かりながら………


土方「体はどうだ?」


優輝菜「それがさ、聞いてよ〜〜〜」


土方「悪いのかっっっ!!!」


優輝菜「……………………………。
だから……、聞けよ………。

心臓の手術してから眠れるんだよ!!

心臓と何にも関係ないのにさ!!!

だから、毎日ものっそい調子良いの!」


土方「そうか。良かったな」


優輝菜「え……。喜べよ………」


土方「喜んでるんだが………?」


優輝菜「温度差を感じた………」


土方「何にせよ、体が1番だからな?
体が悪かったら戦も出来ねぇ……。美味いもんも食えねぇ……。健康が第一だ」


優輝菜「ごもっとも………。

手術受けて良かったよ…。感謝してる」


土方「そうか………。」


優輝菜「私は生きてるよ?」


土方「……………………………。
知ってる………」


優輝菜「私が戦で死んでも……拳が潰れる迄壁叩くなよ?」


土方「……………………………。
総司だな………?」


優輝菜「あぁ。別にそれが言いたかったわけじゃなくて、私が死んで、陣営の空気が殺伐としてたって聞いたから……」