その後もチョコチョコ喧嘩はあり、その都度幹部が出る。
近藤さんの拳骨や、土方の平手は痛いだろうな……。
喧嘩はストレス解消と、擁護する声もある。
男なら喧嘩は当たり前………。
しかし、プライベートではなく、軍として仕事で来ているからして、認めるわけにはいかない。だから、全て叱って終わり。 だから………終わらない。
左之の様に、ボッコボコにして、後で当人らと飲み交わす悟らせかたもある。
晋作の様に、ガッツリ怒鳴り散らすやり方もある。
山南さんや、坂本さんの様に諭すやり方もある。
次第に、今日はどの幹部が来るか……賭けをする輩も出て来た。
優輝菜や、土方、近藤さん、武田だと、みんな怯える。
武田はボディタッチがやたらと多い。
左之や、平助、総司だとみんな喜ぶ。
新八や、一ちゃんだと、シラケる……。
優輝菜「残念だな…。今日はワラワだ」
平隊士「……………………………。
残念………」
項垂れる平隊士
優輝菜「……………………………。
本当に残念そうだな………。
では………」
首をコキコキ鳴らし、走りだし………
ドロップキック!!!
もう一人にはエルボー!!!
平隊士「グウェッッッ!!!」
優輝菜「懲りないなぁ……。喧嘩したいなら来い!相手になる」
平隊士「副長に怒られるからなぁ……」
優輝菜「何で?」
平隊士「妾だろ?」
優輝菜「っっっ!!!
妻だっっっ!!! 正妻だぁ!!!」
ベイ〜〜〜〜〜〜ン
平隊士の背中を思いっきり突き飛ばす優輝菜。
平隊士「っっっ!!!
知ってるよっっっ!!!」
一「……………………………。
舐められてるが……」
優輝菜「知っちょうが………。来い!」
平隊士の胸倉を掴み、ゼファーに乗せる
優輝菜「鬱憤晴らしてあげるよ!
メッチャ気持ち良いから……。特別ね」
ヴォンヴォンヴォンヴォンヴォンヴォン
ヴォーーーーーーン!!!
平隊士「うぎゃぁ〜〜〜〜〜〜!!!」
優輝菜「煩いっっっ!!! 景色見ろ!
景色をっっっ!!!」
平隊士「ぎやぁあ〜〜〜〜〜〜!!!」
優輝菜「……………………………。」
情けない………。
優輝菜はローリング、ドリフト、ウィリーをして……
最後に思いっきり陣営に向かって飛ばした
平隊士「あぶっ!危ないっっっ!!!
ぎょわぁ〜〜〜〜〜〜!!!」
陣営スレスレで止まり、辺りを見回すと、一ちゃん以外、全員目を瞑っていた
優輝菜「はい。鬱憤の溜まってるやつ。出て来い!!! 気晴らしさせてやる!」
全「……………………………。」

