土方「……………。生きて帰るさ……」


近藤「第日本帝国を頼む……。天皇と吉田の為に勝って帰る」


優輝菜は聞いていたが、これは私の出る幕じゃないと判断し、晋作や、平助とじゃれ合う


麻呂「優輝菜を頼むな」


土方「良い加減にしてくれ……」


近藤「祝言も挙げ、幸せなんじゃないのか……?」


麻呂「優輝菜は……愛だの恋ではなく、日本国にとって……、こいつら幹部にとって必要だろう………」


と、優輝菜を見る麻呂の目は未練タラタラ


土方「まだ好いてんじゃねぇか……」


麻呂「…………………。兎に角!!!
生きて返せ!日本国にっっっ!!!」


近藤・土方「分かってる………」


優輝菜の心はフワッと暖かい物に包まれた。


知らない振りして耳はダンボ


晋作「何だ……ニヤニヤして……」


優輝菜「生きて帰ろうね〜〜〜!!!」
ニコーーーーーー!!!


全「っっっ!!!」


左之「ババァにドキッとした俺は病だ」


新八「俺もだ……」


晋作「違う……。死ぬかもしれん戦に行くからだ!!! 優輝菜にドキッとした訳じゃない」


平助「相変わらず可愛いんだよなぁ」


坂本「シワがないからだろ……。廓にいる遊女と変わらんのぅ」


優輝菜「まぁ……手入れはしてる」


一「幹部の妻はみなシワが無いのは優輝菜と優衣が手入れを教えてるからだ」


優輝菜「一ちゃんに褒められたぁ!!」


左之「そりゃー妻が綺麗なのは自慢出来るからな〜〜〜」


優輝菜「相変わらず左之は愛妻家だね〜〜〜」


平助「羨ましいなぁ〜〜〜〜」


新選組の幹部の夫婦は意外とラブラブだと思うんだけどなぁ〜〜〜……。


土方「うちは仲良いな〜〜〜?」


優輝菜「歳が龍神命ですからね!」


土方「………………………………。」


総司「喧嘩ばっかしてますけどね〜」


山南「喧嘩するほど仲が良いんです。
土方君を扱えるのも優輝菜を扱えるのも2人しかいないんですよ?」クスッ!


左之「違いねぇ……」


新八「優輝菜を本気で殴れるのも土方さんを本気で殴れるのも2人だけだもんな………」


晋作「俺も出来る」


土方「お前を妻にするつもりもない」


近藤「俺も出来る」


優輝菜「あぁ……。近藤さんの拳骨は強烈ですもんね〜〜〜」


坂本「近藤もかぇ………」


優輝菜「私を殴れるのは優衣と歳と近藤さん位だね……」


晋作「俺も本気で殴れる」


優輝菜「あれ……。晋作どこ行った?厠か?」


晋作「此処にいるっっっ!!!
貴様の目の前だっっっ!!!」


優輝菜「ふっ!すみません……小さ過ぎて見えませんでした………」


ゲシッ!


優輝菜「ぬぉ〜〜〜〜〜〜!!!」


胡座をかいていた晋作に脛を蹴られた