あたしは慌てて写真を紙の中に潜らさせると、適当に拾い集めた。
しかし、あとちょっとの所で、
「……なにしてんだ?」
あたしはそんな声に恐怖を覚えながら、ドアの方を向いた。
「お、おかえりなさい……」
「ああ、ただいま?」
その声には怒りがこもっていて、表情も怒っているなと分かるものだった。
「いやぁ、ちょっと落ちちゃって……」
なんて分かりやすい言い訳をつくと、
「ふーん……ふざけんなよ、てめぇ」
玲汰先生がゆっくりとあたしに近づいてきた。
「わあ!ごめんなさい、ごめんなさーいっ!」
慌てて顔の前で手を合わせる。
玲汰先生はそんなあたしを睨みつけた後、ため息を吐いた。
「……はぁ、これだからテスト46点のやつは」
「はい……って、え!?」
あたしは聞き逃しかけた言葉に驚き、思わず声を上げてしまった。


