午前3時、先生のカオ。








 あたしはソファに腰かけながらそう言った。


 玲汰先生はあたしが返事をしたことを確認すると、リビングから出て行った。





「あー、暇だなぁ」


 なんて言いながら、机の端に置いてある紙束に手を伸ばす。

 玲汰先生はダメだって言ってたけど、そう言われると見たくなっちゃうのが人ってものでしょう?



「ふふーんっ、玲汰先生も意外と抜けてるなぁ。」



 紙束を手にした瞬間、

「わっ」

 紙を取った手が緩かったからか、パラパラパラと紙が床に落ちる。



「ヤバッ」


 ソファから降りて紙を集めていると、

「ガンッ」

 今度は、机に肘をぶつけてしまった。



「いったぁ……ホント、ついてない」

 拾い集めていた紙なんて放って、肘を押さえる。


 もしかして、玲汰先生の言うことを聞かなかった罰?



「あー、もう!………あれ?」

 肘の痛みも減り、再び紙を集めようとした時、あたしは沢山の紙の中に埋もれているものを見つけた。


 紙をどけ、それを手にする。




「これ……」