午前3時、先生のカオ。






 宮城先生は少し視線を落とした。




「意外だなぁ」


「……そうか?」


 そこまで会話をした時、

「待たせたな、河野。さて、お説教だ」

 タイミング悪くすずちゃん先生登場。


 あたしも宮城先生もそちらを向いた。


「ははっ、怒られて来いよ、河野」

 宮城先生はそう言って笑うと、あたしの頭をポンッとファイルで叩いた。


「えー、やだぁ」


「お前が悪い」


 すずちゃん先生まで生意気にそう言ってきて、あたしは肩を落とす。

 宮城先生は少し微笑むと、鍵を片手に職員室を出て行った。




 その後、みっちりお説教された。


 まあそれでも良かったなと思えたのは、宮城先生の意外な好きなものを知れたことだろう。





 ほんの少し、職員室が好きになった…………かもしれない。