『きゃー!』



周りの女の子たちがうるさい。



葉瑠もこんなところでしないでよ。



私たちは見世物じゃないわよ。



動物園のパンダになった気分だわ。



キスした本人はニコニコしてて満足そうだし。



はぁ。怒りを通り越して呆れるわ。



『凜、いきましょう。』




『う、うん!』



戸惑いながらもついてくる凜。