クールで不器用な君。




キッチンでサンドイッチを作るとみんなの居る部屋に戻った。




「サンドイッチをどうぞ。」




「うわぁ、おいしそう……!」




「いただきまーす。」




「七瀬くーん、サンドイッチ食べない?



「……。」



「あいつなら爆睡してるよ。」



七瀬くんはこちらに背を向けた状態で未だに寝ていた。




寝てるならしょうがないか。



無理矢理起こすのも気が引けるし。