クールで不器用な君。




時刻は12時を回っていた




「そろそろお昼にする?」




「だなー、俺腹減った。」




「あたしも。」




「七瀬くんも食べるよね?」



ベッドを覗き込むと、すやすやと眠っている姿の七瀬君が居た。




その寝顔はとてつもなくかわいい。




「……か、かわいいっ。」




「あたしたちがちゃんとテスト勉強をしてる中、頭良いからって七瀬はすやすやと寝て。しかも瑠璃のベッドで!!」




「七瀬は飯抜きだ!」




なんか七瀬くんって恨みを買いやすいタイプなのかな。




「と、とりあえず用意してくるね。」