クールで不器用な君。







「ただいま。」





「あ、おかえりっ。」



「ん。」



エプロン姿の瑠璃が玄関にやってきた。




もし俺の奥さんになったら毎日こんななのか……。



って、それはないか。





「今日の夕飯何がいい?」




「瑠璃が作るのなら何でもいい。美味しいし。」




そういうと瑠璃は頬を赤くした。




「あ、うん。じゃあ今日はカレーにしようかな。」




「できたら呼んで。」




「はーい。」