「…話では理解してもらえないか、



仕方ない…魔法陣発動」



部屋を出ようとした私の床下に魔法陣が現れる



いつの間に書き込んでいたのやら...何をするつもりなのだろうか



私は期待に胸を踊らせる、
お父様の魔法を見れる機会が今までなかったから



「…お父様の魔法を見れるなんて、私嬉しいです。
ただ、...吸血鬼に魔法が効かないことをお忘れですか?」



「さあ...それはどうかな?」



ニヤリとお父様が僅かながらに口角を上げた