呆然と寅吉を見つめながら、そんなことを考えていると。
「………あやめさん。
遅くなって、ごめんね」
やっと呼吸が整ったらしく、寅吉がそう言った。
あたしはよく分からないまま、こくこくと頷く。
「いや、べつに、いいけど………。
ってか、遅れるもなにも、べつに約束してたわけじゃないし………」
あたしがもごもごと言うと、寅吉が首を傾げた。
「ーーーうん、でも………。
あやめさん、俺のこと、
………待ってたでしょ?」
寅吉の言葉に、あたしは大きく目を見開く。
思いもかけない発言。
「………なっ、なに言って、んの?
べつに、待ってないし………」
これは、本当のこと。
あたしは別に、寅吉を待ってたわけじゃない。
今日会うことなんて諦めきってたし、実際に今から一人コンビニ弁当を買いに行こうとしてたくらいだし。
………待ってなんか、ない。
「………あやめさん。
遅くなって、ごめんね」
やっと呼吸が整ったらしく、寅吉がそう言った。
あたしはよく分からないまま、こくこくと頷く。
「いや、べつに、いいけど………。
ってか、遅れるもなにも、べつに約束してたわけじゃないし………」
あたしがもごもごと言うと、寅吉が首を傾げた。
「ーーーうん、でも………。
あやめさん、俺のこと、
………待ってたでしょ?」
寅吉の言葉に、あたしは大きく目を見開く。
思いもかけない発言。
「………なっ、なに言って、んの?
べつに、待ってないし………」
これは、本当のこと。
あたしは別に、寅吉を待ってたわけじゃない。
今日会うことなんて諦めきってたし、実際に今から一人コンビニ弁当を買いに行こうとしてたくらいだし。
………待ってなんか、ない。



