「………あのですねー、マノさん」
あたしは、しかたなく、たっちゃんウイルスの解毒を試みることにした。
「たっちゃんとカラオケ行ったかて、ぜんぜんおもんないですよ?」
するとマノさんが、超常現象でも目の当たりにしたかのような驚愕の表情になる。
「うそやん!!
たっちゃんとカラオケやで!?
絶対おもろいと思うけど!!」
「ちゃいますよ、ぜんぜんおもんない!
だって、たっちゃんて、『愛』てつく歌しか歌わへんのですよ!?
愛が生まれた日〜♪とか!
あの素晴らしい愛をもう一度〜♪とか!
必ず最後に愛は勝つ〜♪とか!
愛燦々と〜♪とか!
そない愛についてばっか何時間も聞かされとったら、いーかげん嫌なりますって!!」
あたしは、しかたなく、たっちゃんウイルスの解毒を試みることにした。
「たっちゃんとカラオケ行ったかて、ぜんぜんおもんないですよ?」
するとマノさんが、超常現象でも目の当たりにしたかのような驚愕の表情になる。
「うそやん!!
たっちゃんとカラオケやで!?
絶対おもろいと思うけど!!」
「ちゃいますよ、ぜんぜんおもんない!
だって、たっちゃんて、『愛』てつく歌しか歌わへんのですよ!?
愛が生まれた日〜♪とか!
あの素晴らしい愛をもう一度〜♪とか!
必ず最後に愛は勝つ〜♪とか!
愛燦々と〜♪とか!
そない愛についてばっか何時間も聞かされとったら、いーかげん嫌なりますって!!」



