モテるんは俺の趣味やっ!

モテる、というキーワードに、たっちゃんはすかさずぴくりと反応する。






あー、また始まんで。



たっちゃんのモテ談議が!







「ヤマモトさん、それはちゃいますよ!


女の子は小汚いんは嫌がるんです!!


少女漫画見てみたってください。

モッテモテの学園の王子さんは、ごっつい清潔感あるサワヤカ少年て相場は決まっとんです!」







たっちゃんが自信満々に持論を披露するのを、ヤマモトさんは可笑しそうににやにやしながら聞いている。







「せやかてなぁ、俺のワイルドなとこが好きー、言うてくる女の子、けっこう多いんやで?」







ヤマモトさんが意味深な表情であたしのほうに視線を投げてくる。




あたしはすぐに、さっと顔を背けて、我関せず、の態度を決め込んだ。