モテるんは俺の趣味やっ!

「ーーーほんでなぁ。


もうハタチかぁ思て、俺、考えてん」






たっちゃんがしみじみと呟く。







「なにをー??」






みんなが大声で訊ね返した。




たっちゃんは真剣な顔を崩さない。







「ハタチやからな、なんや思い切ったことしたいなーて」






「なんやなんや!?」





「もしかして坊主にするとか!?」






観客からの野次に、たっちゃんが噴き出す。







「あははっ、坊主はあかんわ、俺がやっても可愛いないもん!!」






「そらそぉやな!!」







爆笑が湧き上がる。





その笑いがおさまるまで、再びたっちゃんはにこにこしながら待った。






そのままたっちゃんが何も言わないので、続く言葉を聞こうと、みんなが少しずつ静まっていく。









そして、たっちゃんは、こう言った。