モテるんは俺の趣味やっ!

差し入れを配り終えたたっちゃんが、あたしのところに戻ってくる。





すぐ隣に腰を下ろして、「なんや久しぶりやなぁ」と言った。






「久しぶりて、一週間も経ってへんで」





「せやけど、平日に一回も会わんの珍しいから、ものっそい久しぶりな気ぃするわ」






たっちゃんはなぜだかすごく嬉しそうに笑った。





あたしはなんと答えればいいか分からず、たっちゃんから視線を逸らしてビールをぐいっと流し込む。




たっちゃんはそれをじいっと眺めていた。






………なんやねん。




そない見んといてぇな。





むっちゃ気まずいわ。







あたしは、さっきのヤマモトさんの話を思い出して、なんとなくたっちゃんの顔を直視できない。






たっちゃんは、あたしのことが好きなんだと、ヤマモトさんに相談していた。





それは、先輩たちも気づいていて、あたしたちはどうやら見守られていた。






…………どないしょお。



そんなん、むちゃくちゃ気まずいやん!!