モテるんは俺の趣味やっ!

「ーーーミサキ」






真剣な声音で呼ばれて、あたしは少し焦ってしまう。






「………なんやねん」





「ほんまなんか」





「なにがやねん」





「せやから………」







たっちゃんが、ふぅ、と息を整える。








「ーーーミサキて、ヤマモトさんと、………付き合うとったん?」











…………しゃあない。





あたしは覚悟を決めて、こくりと頷いた。






「………ん。ほんまや。


あたし、ヤマモトさんと、付き合うたことある」






「……………はぁ……」






たっちゃんは溜め息をついて、両手で顔を覆った。






「…………ほんまかぁ……」





「………まぁ、な。


知っとんのは多分、三回生の先輩らだけやけど。


ヤマモトさんちにおるときに、先輩らが急に来てな、ばれてもうてん」