モテるんは俺の趣味やっ!

「………どないしてん、たっちゃん」





「………どないもこないもあるか」





「はぁ?」





「ミサキのせいやで」





「なんでやねん」





「俺の可愛ええ顔が、こない情けのうなってもうたんは、ミサキのせいや」





「はぁあ???」






こないシリアスな場面で、なに抜かしとんねん、こいつは!!






でも本人は、しごく真面目な表情で、両頬に手を当てて嘆いている。







「あー、もお、あかん。


こないな顔、みんなに見られてもうた。


うー、俺の愛されライフの最大の危機やで………」






「………あほか」







ほんま、たっちゃんて、どうしょうもないあほやな。





この世の終わりみたいに嘆き悲しんでいたたっちゃんは、しばらくして気を取り直したように顔を上げた。