「…………目から鱗やわ」
あたしは無意識のうちに呟いていた。
―――そんな考え方があったとは。
たっちゃんが、そんな哲学をもって生きていたとは。
自分の考え方、生き方とあまりにも違うので、あたしは愕然としてしまった。
あたしはいつだって、いろんなものに対して、いらついて、むかついて、怒ってばかりいるような気がする。
たとえば、同じ大学の学生に対して。
高い学費を親に払ってもらっているのに、大学をさぼってばかりで遊びほうけて、あげく留年してしまったりとか、授業中に先生が喋っているのにケータイいじってたりとか、ぺちゃくちゃ私語をして周りに迷惑をかけてたりとか。
そういう不誠実な態度が、あたしには腹立たしくてしかたがない。
バイト先でも、手を抜いて働くやつがむかつくし、裏で店長の陰口をたたいているのを聞いてもいらつくし、売り物の本を長時間立ち読みしてページを折り曲げたりする客にも怒りを覚えるし。
とにかくあたしは、目に入るもの全て(とまでは言わないけど、かなり多くのもの)に、苛立ってばかりいるのだ。
あたしは無意識のうちに呟いていた。
―――そんな考え方があったとは。
たっちゃんが、そんな哲学をもって生きていたとは。
自分の考え方、生き方とあまりにも違うので、あたしは愕然としてしまった。
あたしはいつだって、いろんなものに対して、いらついて、むかついて、怒ってばかりいるような気がする。
たとえば、同じ大学の学生に対して。
高い学費を親に払ってもらっているのに、大学をさぼってばかりで遊びほうけて、あげく留年してしまったりとか、授業中に先生が喋っているのにケータイいじってたりとか、ぺちゃくちゃ私語をして周りに迷惑をかけてたりとか。
そういう不誠実な態度が、あたしには腹立たしくてしかたがない。
バイト先でも、手を抜いて働くやつがむかつくし、裏で店長の陰口をたたいているのを聞いてもいらつくし、売り物の本を長時間立ち読みしてページを折り曲げたりする客にも怒りを覚えるし。
とにかくあたしは、目に入るもの全て(とまでは言わないけど、かなり多くのもの)に、苛立ってばかりいるのだ。



