モテるんは俺の趣味やっ!

いつもよりさらにふわふわと跳ねた、マシュマロブラウンの髪。




黒縁のめがね。




白いTシャツの上に、鮮やかなグリーンのトレンチコート。




黒と青のストライプ柄のズボンを、足首までロールアップしている。




そして、すっきりとしたデザインの、イエローのスニーカー。







「………まぁ、おしゃれなんちゃう?


ちょっと色がうるさいけど、まぁ、たっちゃんやからなぁ」







あたしが正直にコメントすると、たっちゃんはにかっと笑った。







「やった、ミサキを褒めさせたった!」






「いや、褒めてへんで。同意しただけや」






「ほんでもおしゃれ言うてくれたやん!


おしゃれゆうことは、可愛ええゆうことやろ〜♪」






「…………勝手に解釈しとき。


ほんま幸せな脳みそしとんな」






「ええやん、幸せやねんから♪」






「嫌味のつもりやってんけど」







あたしが仏頂面で答えると、たっちゃんはくすりと笑った。