私「はい、もしもし。」






呉屋「やっぱいやだ。
おれ、お前と別れたくない。」







聞き間違いだよね。


なんでよ。






別れるっていったぢゃん!





本当は嬉しくて嬉しくて




涙は止まることを知らず



流れ落ちた。





私「な、な…んで?」



呉屋「おれ、お前がいないとか
考えきれない。グレるのだって
やめてやる。別れるくらいなら
もー、あいつらとはつるまない。」









あー。ありがとう。




ごやと出会えて本当に




よかった。








呉屋が愛おしくて愛おしくて。




この日は涙なんて乾かなかった。