呉屋「俺も。
でもいまは会いたくなかった。」



なん、で?



呉屋「みくはまだここに来ちゃだめ。」


私「いやだ!いやだよ。呉屋が
いない世界なんて生きてけない。」



呉屋「みく。置いていってごめんね。
でも。まだ来ちゃいけないんだ」


私「なんで?」


呉屋「お前は無駄に命をすてるのか?
俺のために命を捨てるなら
やめとけ。俺はそんなの嬉しくない。」


私「私は呉屋といれるなら
死んでもいい!」


呉屋「みく。俺は生きてる間
お前に何もできなかった。
やりたいことも。おまえに一つ
頼みがある。」


私「な、に?」



呉屋「俺のぶんまで生きて
俺が幸せにできなかったぶん
幸せになってほしい。

そーしないと俺

面と向かってお前の親と会えねーよ」


私「そんなのいーよ!
呉屋と居るだけで幸せだよ!」