男性の話はこうだった。
学校明けの一日前にはもう
引っ越しの準備はできていた。
そしてここに引っ越し
病院にあれからずっと入院
してるらしい。
そして、一ヶ月前。
急に目を覚まさなくなった。
心臓は動いてる。
植物状態が一ヶ月続いてるのだ。
「ひろとさんは
あなたに迷惑を掛けたくない。
と、いつも言ってました。」
私にいろいろあったから
心配は掛けたくなかったんだ。
馬鹿だな、呉屋。
いつも私のことばっかり。
どんな気持ちで
愛してるって言ったの?
私「呉屋は目を覚まさないの?」
「ぇっと、目を覚ますと思います。
しかし、命に別状がないと
しても、頭の腫瘍の場所が悪く
記憶喪失になるおそれがあります。」
だから、忘れて幸せになって。か。
私は泣いてばかりだ。
結局は何もできず
苦しんでばかり。

