「ちょっとどいてくれる?」


「あ、河田。」


「お前、なんで何もないところで倒れてるの?」


「へへへ…ちょっと転んじゃって…はは。」


「この足みて笑ってられるのか。」


「…っこれって病院行きだよね?」


「は?」


「っひっく…だって足が動かないんだよ!!私足不自由になっちゃったよ!!車椅子行きだよぉ!!」


「何言ってんの?」


「え?」


「ちょっと我慢しろよ?」


「うん。」