~私が惚れた彼はヤンキー王子でした!~

「おいっ!理香!! 今聞こえたかんな!
自分の彼氏になんてことを!」


教室の隅から理香の目の前に来たが理香は迷惑そうに顔を歪めている。


「うっさいわね。少し黙ってらんないの?
速人が、黙らないなら他の男と浮気しちゃうから」


周りに音符が出そうなほど楽しげな理香に周りが真っ黒な北見君。