~私が惚れた彼はヤンキー王子でした!~

「奈留ちゃん?どうしたの?」


私が問いかけると奈留ちゃんは顔を真っ赤にしながら呟いた。


「あっ、あのね!わたしね、....栗山君の事好きになっちゃったの....。

こんなこと、するのも卑怯かな?なんて考えたんだけどやっぱり抑えきれなくて....。

お願い....くるみちゃんに協力して欲しいの....」


泣きそうになりながらも必死に話す奈留ちゃん。